奇岩川中不動へ
多くの歴史遺産がいまなお現存する大分県。国東半島には古より神仏習合という独自の文化が開いた

長安寺の次に訪問したのは、天念寺。かなり山道を走り

山道をかき分け道をそれてたどり着いた。ここは神社とお寺が習合化している。右が神社で左がお寺だ

寺の前を流れる長岩屋川の川中の巨岩には、「川中不動」(かわなかふどう)の通称で知られる磨崖仏がある。

(天念寺講堂の内部である。全く自由に出入りできる。少し、無用心な気もするが?)

(寺と神社をつなぐ通路)
高さ3.23mの不動明王と二童子(制多迦童子、矜羯羅童子)の像で
、
室町時代に造られたと伝えられている。川中不動だ

また、堂宇の後背には奇岩、巨岩がそびえており、天念寺岩峰、

または、耶馬渓になぞらえて天念寺耶馬と呼ばれる。(右が神社、左がお寺)

この寺には、国の重要文化財である阿弥陀如来立像が伝わっている。

高さ198cmの檜の一木造の仏像で、平安時代後期の作とされる。
素朴で穏和な表情や簡略化された衣文が特徴で、地元の仏師の手になると考えられている。

この仏像は、他の5躯の仏像とともに明治39年(1906年)に旧国宝に指定されていたが、


(重要文化財である阿弥陀如来立像)
昭和16年(1941年)に大水害で損壊した本堂の再建資金を得るために、
昭和36年(1961年)に埼玉県の寺院に売却された。しかし、

平成9年(1997年)に大分県などによって買い戻され、

(資料館は入場無料であり、重要文化財がタダで拝観できる
)
平成15年(2003年)に約40年ぶりに天念寺近くに開設された

天念寺伝統文化伝習施設「鬼会の里」に里帰りを果たしたものである。
思えば、数奇な運命を辿った阿弥陀様なのである
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長安寺の次に訪問したのは、天念寺。かなり山道を走り

山道をかき分け道をそれてたどり着いた。ここは神社とお寺が習合化している。右が神社で左がお寺だ

寺の前を流れる長岩屋川の川中の巨岩には、「川中不動」(かわなかふどう)の通称で知られる磨崖仏がある。

(天念寺講堂の内部である。全く自由に出入りできる。少し、無用心な気もするが?)

(寺と神社をつなぐ通路)
高さ3.23mの不動明王と二童子(制多迦童子、矜羯羅童子)の像で
、

室町時代に造られたと伝えられている。川中不動だ


また、堂宇の後背には奇岩、巨岩がそびえており、天念寺岩峰、

または、耶馬渓になぞらえて天念寺耶馬と呼ばれる。(右が神社、左がお寺)

この寺には、国の重要文化財である阿弥陀如来立像が伝わっている。

高さ198cmの檜の一木造の仏像で、平安時代後期の作とされる。
素朴で穏和な表情や簡略化された衣文が特徴で、地元の仏師の手になると考えられている。

この仏像は、他の5躯の仏像とともに明治39年(1906年)に旧国宝に指定されていたが、


(重要文化財である阿弥陀如来立像)
昭和16年(1941年)に大水害で損壊した本堂の再建資金を得るために、
昭和36年(1961年)に埼玉県の寺院に売却された。しかし、

平成9年(1997年)に大分県などによって買い戻され、

(資料館は入場無料であり、重要文化財がタダで拝観できる

平成15年(2003年)に約40年ぶりに天念寺近くに開設された

天念寺伝統文化伝習施設「鬼会の里」に里帰りを果たしたものである。
思えば、数奇な運命を辿った阿弥陀様なのである
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2015/07/17 Fri. 00:00 [edit]
category: 九州への旅
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