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たか爺のお気楽リタイア生活

毎日が日曜日、きょうはなにしよっか・・

100年の歴史に幕 

 

松阪市川井町の「理容 常川(つねかわ)」が三十一日、

百年の歴史に幕を下ろす。二代目店主の常川昭吾さん(86)は、

戦争に翻弄(ほんろう)された十代を乗り越え、

平和の大切さをかみしめながら六十五年間、はさみを握り続けてきた。

理容室

 
二十九日午前十一時すぎ、町内に住む常連の男性(82)

が常川さんに髪を切ってもらっていた。「五十年は通った。

次はどこにやっかいになればいいのか、探さないとならん」

と男性。常連客からは、閉店を惜しむ声が上がる。


常川さんは津市の旧制中学四年の時に、志願して三重海軍航空隊に入隊。

一九四四(昭和十九)年春、戦闘機の操縦訓練のため、

フィリピンへ赴いた。シンガポールやインドネシアなどを経て、

敗戦の色が濃くなった四五年六月、台湾を拠点にした特攻部隊に配属された。十七歳だった。

爆弾を積んだ機体が布張りの練習機に乗り込み、

米国の軍艦に突っ込むのが役目。死を覚悟した。毎月、翌月の

特攻隊メンバーが六人ほど発表される。三重海軍航空隊の

同級生もメンバーに選ばれ、散っていった。

だが常川さんは、名前を呼ばれることなく終戦を迎えた。

地元に戻り、理容の勉強をして家業を継いだ。六十五年間、

理容室に立ち続けたが高齢になり、「お客さんに迷惑を掛けないうちに」と引退を決めた。

父の代だった戦時中、理容室の従業員は軍事工場で働くため、

辞めていった。平和だからこそ長い間はさみを持ち続けてこられた、

と思う。「戦争はないほうがええに」。そっとつぶやいた。

本当にご苦労様でした

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category: 故郷伊勢

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